牧之原市立萩間小学校

〒421-0504
静岡県牧之原市黒子75番地
TEL 0548-54-0020

校長室よりFrom The Head Teacher

創造力の発揮

 夏休み明けの「学校始まりの会」を放送で行い、今後頑張ってほしいことを話すと同時に、「萩間伝説劇場」を今後行わないことをまず始めに子供たちに伝えました。そして、全校で一斉にこのような会をもつことはしないけれども、自分たちが家の人や地域の人たちに伝えていきたいことを様々な形で発信していってほしいという内容も話しました。
 今まで地域の方々とのつながりをとても大切にしてきた萩間小学校。だからこそ、「萩伝」はなくても「萩小」の今の様子をみんなに知ってもらいたい!という職員や子供たちの思いが動き出しました。

 コロナウイルス感染症対策によって、一人一台の端末を授業でたくさん活用しています。子供たちも端末を利用して「こんなこともできるんだ」と、楽しみながら創造力を働かせて授業に取り組んでいます。そこで、1年生も使えるようになったこの端末を利用して、「萩小のよさを地域の人に知ってもらおう!」という企画が動き出したのです。
 5・6年生の運営委員会の子供たちが発案した企画で、萩小のよさを新聞にまとめて地域に配布するというものです。全校児童が端末で萩小のよさをアピールできる写真を撮り、運営委員会のメンバーが数枚を選んで新聞に掲載します。発行は10月になりそうです。お楽しみにしていてください。

萩っこだより

今後の学校運営を考える

 8月30日から、ようやく夏休み明けの学校生活が始まり、元気に登校する子供たちの姿に喜びを感じています。しかし、コロナウイルス感染拡大は、緊急事態宣言を受け予断を許さない状況となっています。今後の学校生活においても、危機感をもって感染防止の対応をしながら教育活動を行っていきます。行事や教育活動の変更につきまして、御理解をお願いいたします。また、熱中症対策も含め、子供たちが元気に学校生活を送ることができるよう、健康面についても引き続き御協力をお願いいたします。
 本校は、地域や保護者の皆様に支えられ、伝統的に続けられてきた多くの教育活動が展開されていることにより、地域や伝統を大切にする心、優しさ、協力性など、子供たちが多くの力を付けてきました。その土台にたち、これからの学校には、未来を生き抜く力を子供たちに付けていくことが求められています。現在の学校を取り巻く様々な状況を考えたとき、今後の学校がめざす方向や本年度後半の行事を見直す時期は「今」であると考え、校長として判断しましたことをお知らせいたします。

1 「萩間伝説劇場」について
 大勢の前で堂々と自分の役割を果たし表現力を身に付けるねらいのもと、30年近く継続して行ってきた「萩間伝説劇場」を、本年度より実施しない方針を固めました。
 新型コロナウイルスの感染拡大により、今後も状況が改善されていく見通しがもてず、本年度も中止を余儀なくされました。今後も実施しない理由は、このコロナの状況だけではなく、子供たちにつけるべき「生きる力」は何か、そのために今の学校がしていかなくてはならないことは何かを考えたからです。
 昨年度から実施されている「新学習指導要領」では、子供たちに「生きる力」をつけることが求められています。予測困難な社会を生きていく子供たちに必要な「生きる力」とは、指示されたとおりに行動できる誠実さだけではなく、「自ら課題を見つけ、それを乗り越えていこうとする意識や実践力」であると考えます。
 そして、新学習指導要領実施にあたり、新たに5・6年生の英語科の授業年70時間、プログラミング学習、ICT機器を利用した授業を含め、主体的・対話的な授業を行うことが求められています。また、市の方針として「小中一貫教育」の研究、県の指定「NIE教育(新聞を活用した教育)」を様々な教科で実践していく予定であり、現在の学校は新たな教育が波のように押し寄せています。これらの内容を充実させていくためには、1時間1時間の授業を大切にし、授業時間を確実に履行していく必要があります。そして、学んだことを様々な形で保護者や地域の方々に発信していくことを大切にしていきたいと考えています。
 長きにわたり「萩間伝説劇場」を大切に守ってこられた卒業生、保護者、地域の皆様、教職員等、多くの皆様に感謝の思いをもち、さらに今目の前の子供たちを成長させていくことを誓い、幕を閉じさせていただきたいと思います。

2 「農業体験活動」について
 多くの地域の方々から支援をいただいて続けてきた農業体験活動については、その他の教科の時数が増えたことにより時間数は少なくなりますが、継続していきます。
 この活動では、「どんな作物をどのように育てていくのか」という自己課題を子供たち自身がもち、地域の方の知恵をお借りしながら課題解決することをめざして取り組んでいきます。取組の中では、失敗もあるかもしれません。初めての体験だからこそ失敗をし、専門家(地域の方々)の知恵を借りながら乗り越える。それこそが、先に述べた「自ら課題を見つけ、それを乗り越えていこうとする意識や実践力」であると考えます。

 様々な御意見があることと承知しております。御意見は、ぜひ校長室へお出でいただきお話しください。よろしくお願いいたします。

子供たちの主体的に活動する力を伸ばす

本年度、本校の子供たちにつけたい資質・能力は『挑戦力』である。失敗するかも・・・と挑戦する前から尻込みしてしまうのではなく、失敗してもよいからやってみる。もしも失敗したら立ち止まって考える。「どうしてだめだったんだろう。どうしたらよいのだろう。」そこには大きな気づきと思考が伴い、子供たちがぐんと伸びる瞬間である。
もちろん、失敗を期待して教育活動を展開してくのではないが、子供たちには様々な事に挑戦してほしいというのがねらいである。
コロナによって、多くの活動が制限されてはいるが、子供たちに清々と活動してほしいと願っている。そのような中、6年生を中心とした委員会活動で全校の子供たちを巻き込んだ活動が展開されている。それが、『全委員会企画「安全に過ごそうキャンペーン」』である。3~6年生の代表児童による代表委員会において、「学校でみんなが安全に過ごせるようにするためにどうしたらよいか」を話し合い、「校内は右側を歩く」という決定事項に向けて、全委員会が企画を考えて実行している。
5・6年生の子供たちの動きはとても生き生きしている。自分たちで考えたことを実行する時のパワーは、並ではない。休み時間も放課後も使い、校内を動き回っているのである。正に子供たちが「ぐんと伸びている」ことを感じる。
6年生の担任は、これらのことを学級通信にまとめ、子供たちに発信した。自分たちの成長を実感させるためである。ぜひ多くの方に読んでもらい、萩間小の子供たちのパワーと挑戦力を感じていただきたい。

6年 学級だより

令和3年度 経営構想3<経営目標>

学校経営目標「学ぶことが楽しい いごこちのよい学校」

 まずは、理念にもあるとおり、自己肯定感の育成を学校経営の軸と捉える。内田育子氏招請研修も引き続き行う。加えて、マズローの欲求段階説を基盤として考えたい。
 人はそもそも成長したがる生き物、他と関わりたがる生き物であることから、下段の欲求を満たせば、最上段の自己実現の欲求へと向かうに違いないと考える。
 よって、家庭や地域の力により、生理的欲求、安全の欲求、所属と愛の欲求を満たすようにお願いするとともに、加えて学校生活上の安全はもちろん、集団における所属と愛の欲求、集団や教師との関係による承認の欲求を満たしていく必要がある。そうすることで、自ずと伸びたい意欲(自己実現の欲求)を表出することになる。
 また、一人一人の特性や成長の度合いが異なることは本校においても同様であることから、ユニバーサル・デザインの考え方を改めて確認し合い、「どの子もいごこち、学びごこちがよい学校」を目指したいと考える。
 まずは、生活しやすい環境をつくることから考えたい。子供が片付けやすい構造となっているか、授業に集中しやすい刺激量か、集団のルールは互いの理解で成り立っているか、ルールは「見える化」されているか等々を見直し、安心して生活できる環境をつくりたい。
 同時に、毎日繰り返される授業による人間形成も大切と考え、授業づくりにもユニバーサル・デザインの視点を取り入れ、見直したり、さらに工夫したりしたいと考える。教師の話し方は子供にとって聞き取りやすいか、何を考えればいいのかが分かりやすい学習問題や発問か、学習内容の流れが見えやすい板書か、40分は学びやすいか、考える時間は確保されているか、対話しやすい工夫がなされているか、視覚的に捉えやすい子供への支援ができているか(ICT含む)等々に対応し、学びごこちのよい授業を提供する。
 こうして、いごこち、学びごこちのよい学校を追究することで、成長したがり、関わりたがりの子供たちは、自ずと主体的な姿が導き出され、学ぶことが楽しいと思うようになると考える。
 これらは、子供が育つために、教師像も含めた環境を変えていこうとする取組となり、厳しさを帯びるが、その謙虚で真摯な教職員の姿が、子供たちのモデルとなるとともに、今後期待する保護者や地域との協働を生むことにつながるであろう。
 以下、経営の重点とする。
(1)笑顔で登校したくなる毎日をつくる。
 ○行きたくなる授業がある。共に過ごしたくなる友達、先生がいる。
 ○保幼と中学校の学びを知ること、小学校と繫ぐことに視点をおく。
   ※自己肯定感育成について学び続けます!教師自身を見つめます!
   ※保幼・中を知ろう、繋がろうと意識を強めます!
 【数値目標】☆学校が楽しい 90%以上
(2)学ぶことが楽しい授業がある。
 ○新学習指導要領を読み解き、各教科等の特性に応じた見方・考え方を追究するとともに、子供たちの見方・考え方を働かせた「主体的・対話的で深い学び」を目指す。
 ○どの子も学ぶ楽しさを実感できるユニバーサル・デザインに基づく授業をつくる。
   ※どんな資質・能力を育成すべきなのか学び続けます!
   ※言語を大切にさせ「対話的」への研究を深めます!NIEを活用します!
   ※授業のユニバーサル・デザイン化に努めます!
 【数値目標】☆授業がわかる・楽しい 90%以上         
       ☆話が聞ける・思いが言える 90%以上       
       ☆自分のこととして問題を解決しようとする 90%以上
(3)豊かな体験による学びの場、活躍する場、磨き合う場がある。
 ○地域の自然・人・もの・ことと関わる豊かな感性を育む活動がある。
 ○競い合い、励まし合って互いの向上を目指す活動や場をつくる。
   ※コミュニティ・スクールを活性化させ、地域支援を、授業も含めてさらに拡げます!
 【数値目標】☆体験的な学習や地域を活用した授業ができた 90%以上
(4)豊かな心を育む教育環境がある。
 ○互いを思いやる心・自分も人も大事にする気持ちを表現できる環境をつくる。
 ○気持ちよく学べる教室や学校のユニバーサル・デザイン化に努める。
 ○成長を共に楽しむ地域活性化の拠点としての場(コミュニティ・スクールへの取組)をつくる。
 ○家庭との懇ろな関係を築き、ともに子供を育てる。
   ※萩間地区に教育課程を開き、さらに元気な萩間を目指しコミュニティ・スクールを推進します!
   ※ユニバーサル・デザインに基づく教育環境を目指します!
 【数値目標】☆進んであいさつをする 90%以上
       ☆自分が好き 90%以上     
       ☆PTA活動参加率 90%以上    
(5)明るく元気で個に寄り添う温かな先生がいる。
 ○子供の幸せを願う真の温かさのある魅力ある教職員となる。
○教職員も、所属と愛の欲求、承認欲求を互いに満たし合い、自己実現に向かう。
   ※二部、学年部の仲間との報・連・相を機能させます。
   ※職員相互の幸せを大切に考え、働き方改革と職員個々の意識改革を進めます!
 【数値目標】☆自分が好き 90%以上
       ☆学校が楽しい 90%以上             
       ☆教職員の超過勤務時間を月45時間以内とする 100%
(6)子供たちの力を育成するにふさわしい学校教育のあり方を追究し、実践する。
 ○午前5時間40分授業、短時間学習、長時間学習、ゆとりの時間の成果を子供の育ちで検証する。
   ※スパンを決め、PDCAを機能させて、本システムと意識を向上させ続けます!
 【数値目標】☆学校が楽しい 90%以上    
       ☆授業がわかる・楽しい 90%以上

令和3年度 経営構想2<経営の理念>

経営の理念「萩間小は人生の土台をつくる学びの場」

  学校での感動した体験や自信をつけた体験、育んだ夢やこころざしは、子供の心の奥底に残り、人生の課題を解決する場面で技能・知性としてふつふつと湧き出す。湧き出した技能・知性は、その人の生きる力の支えとなると考える。萩間小をそのような「人生の土台をつくる学びの場」としたい。
  学校の使命は、学ぶ力の基礎基本、規範意識や道徳性、社会性、健やかな心身等を養うための「学びのふるさと、生き方のふるさと、心身の健康のふるさと」となることである。学校は地域の教育力と与えられた諸条件を生かし、授業や日々の地道な教育活動を通して子供の育ちを確かなものにしていかなければならない。そのためには、全ての教職員の持ち味や学校組織の力が存分に発揮されることが必要である。また、関わってくださる地域の方や子供との間に愛情と信頼関係が育まれ、相互の自己実現が図られることこそ、共に生きることなのである。
  萩間の子供たちにとって、体験的な学習を重視した「生きる力」の育成は必要不可欠であり、花壇作りや農業体験等の地域の教育力を活かした本校の特色ある教育活動は、基礎的な学力の育成とともに、これからも大事にしていきたい活動と考える。また、萩間伝説劇場、ソーラン、リズム縄跳びなど、子供たちが自ら創る萩小文化も、地域の人・もの・こととかかわり、学んだことや身に付けたこととともに、やがて「人生の土台」となり子供たちの生きる力を支えていくことだろう。そこで、私たちは、人生の土台をつくる学びの場をよりよいものにし、子供が自らの人生を切り拓いていくたくましさと、地域社会に貢献する意志と実践力を育むことに全力で取り組みたいと思う。

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